
少し前に何かの本で「石油(ガソリン)に代わるバイオ燃料ジャトロファ」の記事を読んだ。またジャトロファは砂漠化防止にも役立つ植物だとか。
ジャトロファは和名でナンヨウアブラギリと呼ぶ中南米原産の落葉低木で、ホルボールという毒性成分を含むので食用にはならないが実を絞って得られた油分に化学処理を加えると、自動車用のバイオディーゼル油を生産できるそうです。ジャトロファはインドや東南アジアなどで栽培されており、代替燃料としてバイオディーゼル油を重視しているアフリカでも、栽培が拡大しているそうです。マリ共和国ではオランダの企業などの出資で開設された工場で、契約農家が栽培したジャトロファから製油が始まり、穀物に代わる新たな収入源として重視されているようです。
ジャトロファは乾燥に強く、植林すれば砂漠化防止に役立つほか、トウモロコシを原料にするバイオエタノールのように食・飼料用になるものをエネルギー用にまわすとか、トウモロコシの作付けを増やしたために小麦や大豆が不足して価格高騰を招くとかいった問題がなさそうに思われていましたがジャトロファでも条件のよい土地で栽培すれば収穫量が増えるので、タンザニア等では外国企業によるジャトロファの大規模プランテーション計画も持ち上がっており、本来は食糧生産に当てられるべき農地が失われて行くおそれもでてきているとのこと。。。
う〜ん、いずれにしても難しいとゆう事なのか???
0 件のコメント:
コメントを投稿