2009年2月10日火曜日

Tony Gatlif


レゲエやアフロの延長でワールドミュージック狂いになり初めていた97〜98年、"Latcho Drom"という映画でトニー・ガトリフの名前を知った。ロマ(ジプシー)の血を引いたトニー・ガトリフが描く独特の世界観、そして劇的な音楽に一気にもっていかれた。

トニー・ガトリフはアルジェリア出身の映画監督で自ら脚本・俳優・作曲等も手掛け、ロマをテーマに多くの作品を手掛けている。どこか切なくほろ苦いストーリーに、情熱的なダンス、そして素晴らしすぎる音楽。それぞれの作品の中にそれらが溶け合いひとつになって存在している。

個人的にはラッチョ・ドローム、ガッジョ・ディーロ、ベンゴのロマ3部作がオススメ。中でもベンゴの冒頭シーン、フラメンコとスーフィー(イスラム)の掛け合いは圧巻。

"Vengo" Flamenco × Soufi

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