ワン / リチャード・バック
コックピットに琥珀色の閃光が走る。その瞬間、今まで視界に広がっていたロサンゼルスの街が消え、飛行艇グロウリーに乗りこんだリチャードと、レスリーとの不思議な旅が始まる。
並行するいくつもの世界が、ひとつに繋がる場所。いくつもの選択肢の中から、意識してその一つを選ぶ事の大切さ。
ひとつの命が、いくつもの時間と世界とを巡り歩く、多様な人生。思想による争いを回避する、たった一つの方法。ひとつのアイデアが浮かぶまでの過程。万にひとつの偶然。すべては繋がり、一つである。
鬼才リチャード・バックが描くパラレル・ワールドの旅。
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