バートン・フィンク/ジョエル・コーエン
ニューヨークの社会派劇作家バートン・フィンクはハリウッドに招かれ、映画の脚本を書くことに。しかし、そこで彼が押し付けられたのは、B級格闘映画であり、しかもチェックインしたホテルは無気味な雰囲気が濃厚で、それから彼は悪夢のような日々を過ごすことになる。
カンヌ国際映画祭でパルムドールをしたジョエル&イーサン兄弟の不条理サスペンス映画の秀作。ホテル内の息苦しく暑苦しい映像がそのまま主人公の生理と合致し、観る者までをも当惑の域へと追い詰めていくコーエン兄弟の手腕はさすが。
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