Comfort Woman/Meshell Ndegeocello
マーヴィン・ゲイの『Let’s Get It On』が単なるセクシャル礼賛アルバムではなかったように、ミシェル・ンデゲオチェロのラブ・アルバムと言われている本作『Comfort Woman』も、単なる誘惑を描いた作品ではない。
ディスクの冒頭近くで、ンデゲオチェロは 「あなたから自由になりたい」と歌う。さらに、ボブ・マーリーの「Get Up Stand Up」から反ユートピア的な一節を引用することで、世界の救済というテーマをも打ち出している。
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