2009年1月23日金曜日
Book Recommend # 7
星の王子さま / サン・テグジュペリ
砂漠に不時着した飛行士の前にあらわれた、不思議な男の子。彼は小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…
大人の世界につまらなさを感じていながらも、その世界で生きている飛行士が、 純粋な心で、大人の世界に疑問をぶつける王子さまに少しずつ共感していく。
ストーリーの展開を楽しむ意味においては子ども向けだが、そのメッセージはむしろ大人向け。真実を見ることのできる「心の目」をもって、大切にしていかなければならないモノを感じ取り、それを生かしていくことで人は豊かになれるはずなのだが、様々なことに心を奪われ見えなくなっていき、やがて見ようともしなくなる…
小学生の頃読んだ時には気が付かなかった事も、今あらためて読み返すと心に響きます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿